「墓じまい」と聞くと、今あるお墓を撤去し、ご遺骨を永代供養墓や納骨堂に移すことをイメージされる方が多いのではないでしょうか。
しかし、墓じまいは必ずしも永代供養にすることではありません。
今あるお墓を解体して更地に戻すだけでなく、ご遺骨を新しい供養先へ移し、納骨するまでが墓じまいの一連の流れです。
そのため、現在のお墓を墓じまいして、お住まいの近くに新しくお墓を建て直すことも、選択肢の一つです。
今回は、墓じまい後の供養方法の一つである「一般墓への改葬」についてご紹介します。
一般墓とは、家族や一族などが代々受け継ぎ、ご先祖様を供養していく従来のお墓のことです。例えば、遠方にある実家のお墓を墓じまいし、現在お住まいの近くに新しくお墓を建てるケースです。
また、新しくお墓を建てるだけでなく、配偶者や親族が管理している既存のお墓にご遺骨を納める方法もあります。
新しく建てるからこそ、家族の想いを形にできる
新しいお墓を建てる場合は、従来の和型墓石だけでなく、洋型墓石やオリジナルのデザイン墓石など、さまざまな形から選ぶことができます。
お墓の大きさやデザイン、彫刻する文字など、ご家族の希望やこれからのお墓参りの仕方に合わせて考えられることも、新しく建て直す魅力です。
また、複数の場所に点在していたご先祖様のお墓を一つにまとめることで、お墓の管理やお参りの負担を減らすことにもつながります。
墓じまいは、お墓をなくすことだけではありません
墓じまいを考える理由は、ご家庭によってさまざまです。
お墓を継ぐ人がいないため永代供養を選ぶ方もいれば、遠方のお墓を近くに移し、これからも家族で供養を続けたいと考える方もいらっしゃいます。大切なのは、お墓をなくすことではなく、これからどのようにご先祖様を供養していきたいかということです。
墓じまいを検討する際は、永代供養墓や納骨堂だけでなく、お住まいの近くに新しくお墓を建て直す「一般墓への改葬」も、ぜひ選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。
