墓じまいの際に親族間でトラブルが起こるケースは少なくありません。

例1 ：感情的な対立
　　「大切なご先祖のお墓を勝手に処分するなんて！」
 　　遠方に住む兄弟姉妹やいとこなどが、感情的に反発するケース。
        特に、ご先祖への思いが強い方ほど深刻です。

例2：法的なトラブル
　　「兄がお墓の今後について話し合ってくれない！」
　　 お墓の名義人の同意がない場合、墓じまいを進めることはできません。
　　 無断で進めると法的なトラブルにもなります。

例3：改葬先に対する不満
　　「どうして永代供養墓にしたの？うちの宗派とは合わない！」
　　  改葬先の場所や宗教・宗派が合わず、親族が納得しないケースもあります。

トラブルを防ぐためのポイント

事前に親族へ連絡・相談を入れ、家族会議などで合意を得るようにしましょう。
また、改葬先や供養方法も丁寧に説明に説明しましょう。

墓じまいは、ご先祖様への敬意と家族の絆を大切にしながら進めましょう。